【 タロットとは 】

ちなみに、現在のトランプの原型はタロットの小アルカナカードなのをご存知ですか。
タロットの小アルカナカードは、剣・棍棒・聖杯・金貨の4組(スート)があります。
各スートには、1〜10までの数札と、コート(Court/宮廷)カードと呼ばれるキング・クイーン・
ナイト・ペイジ(従者)の4枚の絵札があります。
合わせて14枚のカードがあり、このうちナイトとペイジが合わさってジャックになり、
トランプとなったのです。


【遊びから魔術の道具まで】

14世紀には、手描きから木版画のカードが普及し、一般に占いやカードゲーム(賭け事)などに
使われるようになり、やはりキリスト教会からは非難の対象になってしまいました。
やがて、18世紀末に秘密結社や魔術師などが、タロットカードに表現された象徴の神秘性に
目をつけるようになりました。
エジプトの神官の秘儀、ユダヤのカバラの奥義が描かれていると言われ、研究が進められたのです。
第2次世界大戦で、西洋占星術とともにタロットカードでの占術の結果が作戦に反映された
という話もあるほどです。


【占いの実践】

タロットカードは「大アルカナ」と呼ばれる象徴を描いた22枚のカードと、「小アルカナ」と呼ばれる
4組の数札と絵札の56枚のカードがあります。
本来はこれらを合わせた78枚のカードを使うのですが、タロット占いには絶対という
占術法がなく、大アルカナカードのみを使う占い師もたくさんいます。
カードの並べ方、解釈も基本的なものはありますが、様々なものがあり、どれが正しいという
ものでもありません。
カードからのインスピレーションも重要ですので、占者とカードと宇宙の交流を大切にして
判断します。




【タロットカードのはじまり】

意外なことにタロットカードの起源は、
現在でもあまりはっきりしていません。
エジプトやインド、シリア、中国、ユダヤなど
諸説あります。
少なくともかなり古い時代、古代まで
さかのぼると言われています。
放浪の民と呼ばれたジプシー(現在はロマニー)、
秘密結社に近い宗教団体や神秘主義の団体が
今の形に整えたとも言われますが、古くから占いや
ゲームに使われていた記録が残っています。