【 西洋占星術とは 】

【暗黒の時代から復活へ】

キリスト教の布教で占星術が弾圧されたヨーロッパでは、中世まで占星術や科学を
異端として扱っていました。
サラセン人からイスラム世界に取り込まれていた占星術が再びヨーロッパに渡り、
ルネッサンスの頃には、神の作った宇宙との関係を解き明かす自然科学や医術との
融合としてなら研究することが認められるようになったのです。
しかし科学の進歩に伴い、占星術は天文学とも切り離され、17世紀〜18世紀には
没落の一途をたどり、庶民の間で密かに伝わるだけになってしまいました。
19世紀〜20世紀になると近代神秘主義が流行。
そのおかげで、占星術も復興を果たしたのです。
その後、多くの神秘家やその団体、占星術師が研究を深め、心理学との交流も経て、
現在に至っています。


【占いの実践】

一般的な占星術で大切なのは、その人の生年月日、生まれた時間、生まれた場所です。
天文暦(エフェメリス)などを参考に、誕生時の太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・
天王星・海王星・冥王星が、どの星座(サイン)のどの位置にあったか調べます。
それに基いて作られたものをホロスコープ(もしくはチャート)と言います。
太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星の、各サイン(星座)、クォリティ(活動宮・不動宮・柔軟宮)、
エレメント(火・地・風・水)を見るだけでも、その個人の固有の性質傾向はある程度分かります。
上昇宮(ASC/アセンダント)、天頂(MC)なども重要です。
ホロスコープでは、さらに各惑星の角度(アスペクト)、室(ハウス)なども含めて判断します




【西洋占星術のはじまり】

西洋占星術の起源は、古代バビロニア
(現在のイラク周辺)にさかのぼると
言われています。
古代天文学の発生から、紀元前3000年頃に、
太陽などの7つの星、その通り道である黄道を
12分割して12の星座を当てはめたといいます。
バビロニアの滅亡後、占星術師たちが、
アジア、ヨーロッパ、北アフリカなどに散らばり、
やがてギリシャ・ローマ、エジプトなどに広がり、
占星術は洗練された形に変化していきました。